「不調を治したいからと食べるのは無知」

昨日の午後から「頭いたい・・・」と言い出した長女。

ちょっとずつ熱が上がって夕飯なしでひたすらぐーぐー。


今もまだ寝てるけど、熱はすっかり抜けて熟睡してます。

日頃の質素な食事=「ケの日メニュー」が一番

3月3日のひな祭りのご馳走、いつもの倍くらい食べてたもんな〜。


ハレの日メニューって美味しいし楽しいけれどやっぱり身体には負担だよね(^^;)




日頃の質素な食事=「ケの日メニュー」が一番☆
と改めて思うのでした〜。


こういう時は食べずに、水分摂りながら身体を温めてとにかく寝る、に限る!




「薬を使わない小児科医」

今の私の育児の柱の一つに、「薬を使わない小児科医」真弓定夫先生のお言葉があります。

それとは、

「昭和20年以前の食にならえ」

「不調な時ほど野生動物にならえ」



というもの。


昭和20年以前は加工品なんてそんなになかったし、ましてや食品添加物もかなり少なかった。


人々は自分たちで作物を作り育て、調味料や漬物をこしらえ、粗食や郷土食を常食としていたわけですよね。


「行き過ぎた現代において育児のヒントがそこにある」


と真弓先生は仰られていました。

「それ、本当に必要?」

その視点から見ていくと、離乳食、小児科のお薬、育児グッズ・・・。


食に限らず、日用品のあらゆるものが「それ、本当に必要?」っていろいろ見えてくる。


そしてまた、私たちは調子を崩すと


「早く良くなるために栄養あるものを食べるのが良い」


という発想がいつの間にか根付いていますよね。

私自身、熱を出せば「栄養があって消化の良いもの」と卵雑炊やうどんを母が作ってくれ

食後には病院でもらってきた甘い子ども風邪シロップや薬を飲んで氷枕して横になる、

という極々一般的なステレオタイプな家庭で育ちました。

けれど。


野生動物は、怪我をしたり調子が悪い時は何も食べない。


ひたすらうづくまって、エネルギーを治癒に集中させる。



人間も本来はそれで良いのだと。それが良いのだと。



消化のエネルギーを絶ち、代謝に回すことが先決。


「不調を食べてこじらせるのは人間だけですよ。
 早く治したいと言いながら子どもに食べさせるなんて親の無知です。」


これも真弓先生のお言葉。


自分のそれまでの常識を180度変えられた、衝撃の視点でした!


とはいえ、子どもたちって発熱してても「お腹すいた〜!」って食べたがりません(笑)?


私が発酵の沼にハマっていったのは、これも大きなキッカケなんです。



発酵があるじゃん!!

治癒にエネルギーを使わせたいから食べさせたくない。
けど食べたい欲求も無視できない。

 ↓

じゃあ、どんな回復食を作ってあげられる?

 ↓

発酵があるじゃん!!

 ↓

発酵調味料で回復食を作ったら


・あれ、吐き戻しがない!?
・本人も食べれた満足で熟睡!


と目に見えて変化が。



そうやって、子どもの不調の度に実験させてもらって(笑)、


私の中で成功体験が積まれ確信度が上がっていったのでした。



季節の変わり目で、また花粉症などで体調を崩す方が少なくないこの時期。


発酵食を摂り入れるのに最適な時期ですよ〜〜(0^0^0)

 

 

PROFILE

大島 さとこ
大島 さとこ
菌たちのチカラを借りながら、この手で食べ物を変化させる楽しさ。
発酵は、この手を、感動を生み出す“魔法の手”に変えるアクションです。
可能性無限大の発酵の世界を、いろんな角度から一緒に楽しめたら幸せ!
そんな想いで言葉を綴っています。