【非電化で醸す】醸布®(かもふ)ヒストリー

GW明けましたね。皆さんはどんなGWでしたか^^?


我が家はこれといった遠出はしませんでしたが、次男坊の初節句ができたので一安心。


生後57日。そして手術から20日。
 

次男坊は日々呼吸状態が改善しつつあり、チアノーゼや腹部膨張が減ってきています。

 
全身を使って人体の神秘を教えてくれる存在に感謝です!

やっぱりお米が糀になる過程も見届けたい!

今日は醸布®が誕生するまでの歴史をお話しさせてくださいね。


始まりは9年前。
東京から長野に移住し、お米作りを始めました。

 
懐かしい写真。中3の長男が小1の頃!


東京時代から味噌教室は開催していましたが、その時は「糀は仕入れるもの」でした。


移住後は自分たちが育てたお米を受注製造してくれる味噌屋さんに送って糀にしてもらう

「糀は作ってもらうもの」でした。


ステップアップしたようで、悔しさは募るばかり。

 
だってさ。
苗からお米になるまでの過程と糀から味噌になる過程は見届けられるのに、
お米が糀になるところだけ知らない、自分ができないんだもん。

  
「やっぱりお米が糀になる過程も見届けたい!
 自分で糀を醸せるようになりたい!」


そう、想いが強くなった。


 





悔しい気持ちで大事なお米たちを捨てて・・・

真っ先に麹室(こうじむろ)が欲しくなったけれど、借家の状況では現実的難しい。


「発酵器買えば?」とも言われたけれど、電化製品を使わずに菌の声を聴く製麹がしたかったから
その選択肢はなかった。


それでネットでいろんな醸し方を調べては試していきました。
 
発泡スチロールを使うやり方。 

お腹に巻く「抱き麹」。


視点を変えてこたつや電気アンカーで試みたこともあったな。
 

 
 
何度も失敗して、悔しい気持ちで大事なお米たちを捨てて・・・

「あ!ここ変えたら良いかも!?」と閃いたら夜な夜なお米を蒸してトライしてまた失敗して・・・
 
 
そうやって時間とお米と頭を使って完成したのが『醸布®』なんです。





『醸布®』

「かもふ」の名前とロゴも私の試行錯誤をずっと見守ってくれた友人が生み出してくれたもので強い想い入れがあります。
 
商標登録が取れた時は胸が熱くなりました(*^ー^*)

『一家に一醸布®』

そんな「醸布®」。米麹や豆麹を醸すだけでなく、
塩糀を1日で完成させる「早起こし製法」もできるし、時短料理にも活躍します。
 
 


電子レンジが当たり前のようにどこの家庭にもあるように、

『一家に一醸布®』

が実現したら、日本の食卓事情も電磁波被害状況も変わるなって思う。
 
 

5Gが普及していく今だからこそ家電から離れる選択がますます大事になってきます。


みなさんの家にも醸布®が嫁ぐ日が来ることを夢見て・・・(0^0^0)!

 
たくさんの人に手に取ってもらえるよう、私もがんばります☆ 

 

PROFILE

大島 さとこ
大島 さとこ
菌たちのチカラを借りながら、この手で食べ物を変化させる楽しさ。
発酵は、この手を、感動を生み出す“魔法の手”に変えるアクションです。
可能性無限大の発酵の世界を、いろんな角度から一緒に楽しめたら幸せ!
そんな想いで言葉を綴っています。