春の食養生”身体の中にも「風」がある”

この最近の暖かさで、花粉症の話題が飛び交い始めましたね。


ここ松代でも、山の方を見ていると、風に乗って花粉がブワ〜ッて舞っているのを肉眼で見ることができます。


私自身は花粉症とは無縁なので外に出てもケロッとしていますが、
当事者の皆さんにとっては悲鳴ものですよね(^^;)


今年は例年の10倍とか、重症者が爆増とかいろいろ報道されています。


(花粉のせいだけでなく、ワクチン接種による免疫力低下もまた原因では…という推測はここでは置いておいて〜〜。)

花粉症=クスリで症状緩和が一般的な世の中ですが、

クスリで外から症状を抑えようとする前に、日々の食を見つめ直しませんか(^^)?


今日は春の発酵的食養生をネタにお送りします。

「外風」と「内風」

まずは、「外風」と「内風」のお話を(^^)


当たり前の話ですが、花粉もウイルスも黄砂も、風が運んできますよね。


この風のことを「外風」と言います。


外風とは、花粉やウイルス、黄砂など外にある風邪(ふうじゃ)が体内に侵入してきて様々な症状の原因となるもの。


風邪(ふうじゃ)は外からやってくるイメージが強いですが、中医学では身体の中にも風が吹くと考えられているそうです。


これが「内風」。


内風とは、身体の中で発生する風邪(ふうじゃ)のことで、自分自身の食生活や生活習慣、
精神状態や思考グセなど、その人の気質が複雑に関して起きている症状が原因となるもの。


「外から邪気が入ってきて不調になる」という考え方はわかりやすいですが、

「食生活や生き方によって身体の中に邪気が発生して心身に影響を与える」


そんな視点も興味深いですよね(0^0^0)?

 

 

 

春はデトックスの時期。

 

外風を入れないことと同時に、

 

食べるものに注意を払い
内風を出していくことにも意識を
向けてみませんか??

 

PROFILE

大島 さとこ
大島 さとこ
菌たちのチカラを借りながら、この手で食べ物を変化させる楽しさ。
発酵は、この手を、感動を生み出す“魔法の手”に変えるアクションです。
可能性無限大の発酵の世界を、いろんな角度から一緒に楽しめたら幸せ!
そんな想いで言葉を綴っています。