発酵ものを太陽に当てると良いワケ②

前回から、ひなた仕込みのメリットについてお話ししています(*^ー^*)

「光色の違いで麹菌アスペルギルス・オリゼーの活動に違いは出るか?」

「光色の違いで麹菌アスペルギルス・オリゼーの活動に違いは出るか?」という実験結果の続き。


ちなみに、この実験、横浜の高校生がしたもので大会で発表されたもの(驚)!


昨日は、光には赤色光・青色光・緑色光・白色光があり、それぞれ当ててみたところ

「成長量はほぼ同じだった一方で分生子形成量(簡潔に言うと増加量)は赤色光がダントツだった」

という結果を紹介しました。


そしてその赤色光って太陽光にも多く含まれているんだよってことを書きました。
 

実験は続きます。


赤色光で分生子形成量が増えることが分かったことから実験を深め、
各色光下で麹菌を培養することでαーアミラーゼ生産量を比較。
  
 
これも、赤色光が一番多いことを発見しました。

結果

さらには炊いたお米に麹菌をつけ,各光色下で4日間培養した結果、
赤色培養下で糖化量が最も多いことも導き出しています。


結果をまとめると、麹菌に赤色光を当てることで、
菌たちが増殖して、アミラーゼも増えて、糖化量も増す。


最後のまとめではこう締めくくっています。


「麹菌に赤色光を照射したときにα-アミラーゼ産生量が増加し,
 それに対応し酵素活性,生成量が増加していることが示され,
 麹菌による物質生産において光色が影響を与えている可能性を示すことができた。
 

 このことは,和食調味料において重要な役割を果たす麹菌を培養,維持,管理するときの
 光条件の重要性を示唆している。

 また,光条件を変化させることにより,麹菌の物質生産を改善,改良できる可能性も示している。」

 
これ、なんとも興味深い実験ですよね!

VIVA☆菌ちゃんたち♡

その赤色光が太陽に多く含まれているというつながり!
 
  
理屈でなく体感から「ひなた仕込みが良さそう!」と入った
私の直感を科学的に証明してくれたような高校生の研究☆
  

最後の「光条件を変化させることにより,麹菌の物質生産を改善,改良できる」って、

まさにひなた仕込みを試みるってことじゃ〜ん(≧▽≦)!!

と、この資料に出逢えた時に嬉しくなったものでした!
 
 

VIVA☆菌ちゃんたち♡
VIVA☆太陽さん♡
 

是非ひなた仕込みにトライしてみませんか〜〜(0^0^0)

 

 

PROFILE

大島 さとこ
大島 さとこ
菌たちのチカラを借りながら、この手で食べ物を変化させる楽しさ。
発酵は、この手を、感動を生み出す“魔法の手”に変えるアクションです。
可能性無限大の発酵の世界を、いろんな角度から一緒に楽しめたら幸せ!
そんな想いで言葉を綴っています。